写真は真鍮製のナットが埋め込まれていますが、
実際依頼受けた製品は一体ものでした。
この手の部品は、ネジ部が損傷を受けるケースが
圧倒的に多く、構造上問題がないようであれば、
このようにナットを交換式に改造します。

弊社が手がける台車の中でも、かなり大きい台車です。
積載荷重が1.5ｔ程度ある為、耐荷重2ｔで考えられています。

協力工場にて製作してもらっていますが、
見た目でも、その頑丈さを感じられる台車です。

SUS製の網加工品です。
排気口の最終カバーとして使用されるようです。
こちらの製品は枠同志で挟み込み溶接されて
いますが、ﾒｯｼｭの細かい製品の場合は、網自体
の厚みもかなり薄くなりますので、通常の溶接は
できません。実は一工夫必要となります。

こちらは、溶接後に5面加工機で加工を行った
製品です。（協力工場）
加工面が上部であれば縦型マシニングで加工できた
のですが、横部にあると横型もしくは5面加工機が
有利です。

ユーザーからの図面を形にしただけの製品です。
（加工後、爪部には高周波焼入れを施しています）

図面上爪部の詳細形状の指示が必ず出てきます。
角度が○○度、1ﾏｽ○○ﾐﾘ等、ユーザーによって
様々であると思います。
CAD上で図面を書き、ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾐﾝｸﾞしていく中で、
このような形状は数字の打ち間違えが命取りに
なる事がほとんどです。こういった場合には、
やはりCAMが便利です。